『創業融資を活用しなかったA氏と活用したB氏の6か月後』


自己資金100万円のみで事業をスタートさせたA氏と、
創業融資 200万円を受け、自己資金100万円と合わせた300万円で事業をスタートさせたB氏の
6か月後をシミュレーションしてみます。

どちらも100円で仕入れた商品を200円で販売するビジネスです。
固定費は毎月80万円かかります。

■ A氏場合

・初月  100万円分の商品を仕入れて販売を開始しました。

・2か月目  200万円を売上げ、固定費80万円を差し引いた120万円分の仕入を行いました。

・3か月目  240万円を売上げ、固定費80万円を差し引いた160万円分の仕入を行いました。

・4か月目  320万円を売上げ、固定費80万円を差し引いた240万円分の仕入を行いました。

・5か月目  480万円を売上げ、固定費80万円を差し引いた400万円分の仕入を行いました。

・6か月目  800万円を売上げ、固定費80万円を差し引いた720万円分の仕入を行いました。

A氏の6月間の売上高は2,040万円、仕入高は1,740万円となり ました。

■ B氏場合

・初月  300万円分の商品を仕入れて販売を開始しました。

・2か月目  600万円を売上げ、固定費80万円を差し引いた520万円分の仕入を行いました。

・3か月目  1,040万円を売上げ、固定費80万円を差し引いた960万円分の仕入を行いました。

・4か月目  1,920万円を売上げ、固定費80万円を差し引いた1,840万円分の仕入を行いました。

・5か月目  3,680万円を売上げ、固定費80万円を差し引いた3,600万円分の仕入を行いました。

・6か月目  7,200万円を売上げ、固定費80万円を差し引いた7,120万円分の仕入を行いました。

B氏の6月間の売上高は14,440万円、仕入高は14,340万円となりました。

実際には売上の増加に伴って固定費も増加しますし、B氏の場合 は創業融資200万円の返済金も必要です。

大雑把な数字ですが、 スタート時の200万円の資金の差が半年後にもたらす影響の大きさが分かるシミュレーションです。

また、B氏はこの実績を基にさらに大きな資金を借り入れることが出来ます。
そうなればA氏との差はますます開くばかりです。

もちろんマーケットと販売力のあることが前提のシミュレーションですので、
借入れた資金の全てを仕入に投入することをおすすめしている訳ではありません。

ただ、「売れる!」と分かった時に、すぐに対応できる資金を有していることが大切です。

創業して間もない間は、お金を使うのも借りるのも不安です。 そのような不安は資金繰りのシミュレーションを行うことで緩和できます。

・仕入額を100万円から200万円に増やしたら?

・300万円の融資を受けたら? ・アルバイトを1名雇ったら? 

手元のお金がどのように変化をするか、弊所にて無料でシミュレ ーション致します。ご活用ください。

月次資金繰り表でキャッシュフロー計算書を補完しましょう


金融機関は決算書を基に融資審査を行います。

しかし、決算書で示 される「利益」は実物ではありませんので、利益が本当に「ある」 のか確かめる術はありません。
金融機関は常に、提出された決算書が正しいか否かという疑念 に悩まされています。

このような背景があり、近年では利益よりもキャッシュを重視 する金融機関が増えています。
融資対象としては、利益を出せる企業よりもキャッシュを稼げ る企業の方が安全であり、
また、実物である預金残高は決して 偽れないと考えるためです。

金融機関は2期分の決算書からキャッシュフロー計算書を作成 します。
キャッシュフロー計算書は、キャッシュが増えたのか、 減ったのかの、要因を明らかにしますので、
金融機関にとって はキャッシュの増減に影響しない架空売上に騙されなくて済み ます。

しかし、キャッシュフロー計算書に基づく企業評価は、成長企 業にとって不利になる場合もあります。
売掛サイトが買掛サイトよりも長い企業が売上を伸ばすと、利 益は上がる一方でキャッシュが不足します。
当然キャッシュフロー計算書においても、営業キャッシュフロ ーがマイナスになりますので、
正常な運転資金の増加にも関わ らず、評価が低くなる恐れがあります。

この誤解を解くためには、「月次資金繰り実績表」が必要です。

キャッシュフロー計算書は、いわば単なる試合結果の報告です。
仮に野球の試合だとすれば、勝ったか負けたかの報告だけで、 何回にどうやって点を入れたかというプロセスまでは分かりま せん。 よって、月次資金繰り実績表を作成してキャッシュフロー計算 書を補完する必要があります。

キャッシュフロー計算書上で売掛金が3,000万円増加した という結果が出た場合、
最終月に多額の売掛金が突然発生して いれば粉飾の疑いがありますが、
期首から徐々に売掛金が増加 し、それに伴って回収実績も増加していることが分かれば、
正 常な増加運転資金だと容易に判断出来ます。

資金繰り実績表の作成は、日々の会計データが必要ですので金 融機関側が作成することは出来ません。
企業側が作成して提出する必要があります。

また、過去の資金繰り実績だけでなく、未来の資金繰り計画も あわせて提出すれば、
今後必要となる運転資金の根拠も示すこ とが可能です。

たかが資金繰り表ですが、成長企業にとっては大変重要な資料 になります。未だ作成していない企業様はご相談ください。

あなたの会社の財務状況は何点?


自己診断のための13項目


○向こう6か月間、資金繰りに瀕することは100%ありませんか?
A.100%ない           (   ) B.わからない           (   )

○現預金月商倍率は1.3倍以上ありますか
A.1.3倍以上ある          (   ) B.それ以下だ、またはわからない  (   )

※上記の二つが共にAに○が付く社長様、この状態を堅持してください。
どちらか一方にでもB.に○が付く社長様、今すぐ確  認及び対応が必要です。至急ご相談ください。

○金融機関からの融資要請をお断りしていませんか?
A.断っていない          (   ) B.断った             (   )

○運転資金の借り入れ後、13か月以上借り替えを行わずに放置  していませんか?
A.放置していない         (   ) B.放置している          (   )
※上記の二つどちらか一方にでもB.に○が付く社長様、できればA.で対応してください。

○前回借入れた金融機関借入に対する資金使途違反や報告義務違  反は犯していませんか?
A.絶対犯していない        (   ) B.わからない、または違反している (   )

○バランスシートの現金や仮払金、役員貸付金は膨らんでいませ んか?
A.膨らんでいない         (   ) B.わからない、または膨らんでいる (   )

○子会社への出資金や、貸付金が膨らんでいませんか?
A.膨らんでいない         (   ) B.わからない、または膨らんでいる (   )

○納得できない理由で、金融機関借入を断られたことはありませ  んか?
A.無い              (   ) B.ある              (   )

○簡易キャッシュフローはプラスですか?
A.プラスだ            (   ) B.わからない、またはマイナスだ  (   )

○実態債務超過に陥っていませんか?
A.債務超過ではない        (   ) B.わからない、または債務超過だ  (   )

※上記の六つのどれか一つでもB.に○が付く社長様、今すぐ確  認及び対応が必要です。
至急ご相談ください。

○直近に金融機関借入を行う予定はありますか?
A.予定はない           (   ) B.予定がある           (   )

○直近に金融機関借入を申し入れたが、
A.希望額を借入れできた      (   ) B.断られた            (   )

○大きな投資を控えているが、その投資のシミュレーションは、
A.綿密にシミュレーションを行う予定(   ) B.勘で判断する予定        (   )

※上記の三つのどれか一つでもB.に○が付く社長様、今すぐ確  認及び対応が必要です。至急ご相談ください。

■自社の財務状況を金融機関目線も踏まえて理解してください。
・お金の心配をしないために、早め早めに備えませんか。
・資金が必要な時に借入れができる状況を作っておきましょう。  逆に、借り入れができる状況の時に、資金調達を行いましょう。
・自社の決算書の状況を知っておいてください。直すべきは直すように経営してください。

■簡易診断を無料で行います。 決算書二期分を持参いただき、当事務所にお越しください。
決算書を拝見しながらお話を聴かせていただきます。
※お電話かメールで、事前にアポイントをお願いします。

・貴社の状況が複雑でない場合は、その場で今後の方向性を助言いたします。
・状況が複雑な場合は、少しお時間を頂戴しますが、貴社の状況  を分析の上、ご報告いたします。

その後の対応についても助言いたします。
この簡易診断の費用は無料です。